秘境の温泉・・・夏油温泉
妻の実家に帰省しております今回のお盆休みッ!
観光するにしても別段これといった名物もなく・・・
強いて言えば・・・四方を囲んでいる大自然であります。
三つ子を実家に預けて我々夫婦は北上市内にあります
秘湯ッ!夏油温泉に行くのであります。夏油って読めます??ゲトウと読むのです。
山奥にありすぎて冬季は道が封鎖されてしまうという秘境中の秘境の地にある夏油温泉!!
山道も気合が入った道となっていて観光案内には
「運転に自信がない人は送迎バスで来てください」と記載されているほどです。
バックは苦手ですが前に進む程度なら多少ドライビングテクニックに自信もあります・・・
クネクネの山道を乗り越えてやっとたどり着きました夏油温泉!!
大自然しかない山道を抜けると見えてきます・・・
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このままいって本当に温泉があるのか??と不安になるような大自然・・・
草木に覆われた緑色のトンネルを抜けると見えてくる人工的な建造物。
北上のインターから車で数十分という比較的近い距離にあるにもかかわらず
異様な雰囲気を醸し出しております・・・さすが秘境の名にふさわしいッ!!
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まるで千と千尋の神隠しに出てきそうな感じです
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日帰りで大人500円というリーズナブルな価格でいくつかの温泉に入れます
し・か・も・・・5つの温泉があるのですが女風呂は一つだけ!
それ以外は混浴という秘境ならではのドキドキ感も素敵です。
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川も温泉の成分の影響でしょうか?白くなっています
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源泉かけ流し・・・天然温泉ッ!さらに川が温泉成分で変色しているあたりも
いい感じに雰囲気を演出しております。
ところがッ!!
この後・・・私は秘境の地で源泉かけ流しの秘湯ならではの洗礼を受けることになります。
大自然を甘く見ておりました。
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一番奥にある混浴の大湯
普通に通路にある疝気の湯
奥にあるのが女(目)の湯、手前が真湯
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秘境・秘湯というには十分すぎる雰囲気の夏油温泉。
秘境ということは人間の力が及ばない世界のことです
当然・・・温度調節は神のみぞ知るという世界です。
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一番奥にある大湯はまるで熱湯風呂かッ!?と叫びたくなるほどの高温ッ!!
痺れます・・・しかし温度調節は大自然の神様だけができる特権です。
この日は誰も入るなッ!!ということだったのでしょう・・・
あきらめることにします。
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その後、高温にやられた私は疝気の湯に入ろうと思ったんですが・・・
普通に通路に湯船があるという何とも斬新な温泉です。
仕切りも何もないところです。
ここで全裸になるのは・・・誰もいないとはいえ少々危険です
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そして最終的にたどり着いたのは真の湯という温泉です。
温度も少し熱いかな?という感じでゆっくり入っていられそうな温度なのですが
またしてもトラブル発生です!!
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目の前の緑を満喫しながら日頃の疲れ等をすべて流してしまおうと思った矢先
体の一部から激痛が走ります・・・
「痛いッ!?イタイッイタイッ!!」何事か??
恐る恐る痛みの患部見てみると・・・でかいハエみたいな虫が止まってます。
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・・・そうですッ!アブです
大自然に囲まれすぎた秘境の地ではお盆の季節になるとアブが大量に発生するのだという・・・
温泉の前に張り紙があります。
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「自然現象なのでどうすることもできません、ハエたたきをお使いください」
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ということで・・・温泉に入って疲れをいやすどころか
アブとの戦いで余計に疲れるばかり・・・
倒せども倒せどもやってくるアブッ!!
もう・・・うんざりです。
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倒したアブ
秘湯・・・秘境・・・響きは確かに良いのですが
やはりそれなりのリスクはあるというもんです。
まさかの展開に逆に疲れてしまった今回の温泉。
改めて別な温泉に行くことにします・・・
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