STEP02 木取り|製作の流れ
下地材作成
家具の下地材をつくっていきます。下地材の作り方にはフラッシュ構造とベタ芯構造があり、家具の用途、目的によって使い分けます。
フラッシュ構造
芯材と呼ばれる棒状の木材で枠を組む方法です。「タッカー」と呼ばれる大きなホッチキスのようなもので、木を組み、枠をつくっていきます。
ベタ芯構造
ベタ芯構造は木の板(合板)をそのまま下地材にします。
フラッシュ構造は枠の間に空洞ができますが、ベタ芯構造は空洞ができないので、強度は増しますが、重くなってしまうというデメリットもあります。
化粧材取り
フラッシュ構造、ベタ芯構造でつくった下地材の表面に貼る化粧材を下地材と同じ大きさにカットします。
無垢材加工
板の状態で仕入れる無垢材を削りだし、家具の材料に使えるようにします。
無垢材は乾燥させるまでに反りや割れがでてくることがあります。割れているところは取り除き、反りを削って真っ直ぐにしていきます。