特注家具・オーダー家具の株式会社森下 ~ 船堀の家具屋ブログ ~

オーダー家具・特注家具の株式会社森下 〜 社長ブログ 〜

11月2012

姉崎工場にお客様がいらっしゃいました。

先日ホームページよりお問合せ頂きましたお客様が姉崎工場を見学にやってきました。

基本的に開放的なモリカグ姉崎工場なので誰が来てもウェルカムでございます。

いつでもウェルカムなのでいつでも工場は綺麗にしなさいと常々言っております。

・・・私が工場で言うことはむしろそれだけでございます。

 

 

今回は実際にどのような工場で家具を製作をしているのか見学にいらっしゃいました。

機械設備の紹介や工場の製作体制、実際に製作している家具の紹介

普段我々がどのような材料を使用して家具を製作しているのか・・・等々

工場を案内していきます。

 

私が工場案内でいちばん注意していることは

モリカグが出来る事はもちろん全面的にアピールしていくのですが

それと同じくらい出来ない事もしっかり伝えなければなりません。

見栄を張って出来ない事も出来ますッ!

なんて言ってしまうとお客様にご迷惑がかかります。

 

チャレンジ精神が無いと言われればそれまでですが・・・

製造業で実用的な家具を製作する私たちはチャレンジしてはいけません。

私はそう考える。

製造業で我々は産業として家具を製作しております・・・作品では無く製品を作っているのです

そんな我々がチャレンジして製作した家具を万が一納品したら怪我人が出ます。

そのことを肝に銘じてッ!出来ない事はハッキリ伝える

とても大切な事だと私は思います。

 

 

正式に取引開始となるには色々な問題点もございます。

ひとつひとつ解決して一歩一歩話を進めていくのであります・・・

そう簡単に物事を始められるほど甘い世界ではございません。

最後は会社と会社の相性です。

 

 

我々も誠実に対応させていただきます。

 

 

 

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船堀本社リフォーム③・・・荷造り

いよいよ来週から工事が始まります。

工事が始まると言うのに・・・準備ゼロです。

おかげ様で・・・三連休の間に荷物整理をしなければならなくなりました。

 

いわゆる自業自得と言う奴です。

意気込んで荷物整理をすりと出てくる出てくるゴミの山!!

何とも無駄なものに囲まれて普段仕事をしている事に驚かされる。

 

普段の仕事に糊なんて全く使用しないのにデスクの中にスティック糊が5本!

字を書く時、修正テープなんて使用したこと無いのにデスクの中には4つ・・・

ホッチキスが3個、カッターナイフが3本・・・

一体・・・今まで何を収納してたんだ??俺のデスクッ!!

 

書類関係も捨てる捨てないの区分が微妙です。

過去に受注した物件の資料は重要書類なので保管いたします。

問題は見積書の山です。

この見積書をいつまで保管しておこうか・・・悩ましい問題です。

 

もっとめんどくさいのが社歴40年のモリカグマスターです。

昨年、お星様になりました前会長の遺品がけっこう沢山残ってまして

あれは捨てる・これは取っておくなど色々準備していたのですが

 

昨日モリカグマスターの夢枕にお祖父さんがやって来たそうで

今回のリフォームの事を色々話したそうです。

夢のお祖父さんは最初はニコニコしていたのに

話終わった途端いきなり怒りだしたと言うではないですかッ!

お祖父さんらしい反応です・・・

 

そんなお祖父さんの遺品を整理するのが怖くなったとか

めんどくさい事を言い始める始末。

来週からもう工事始まるというのに・・・困ったもんです。

 

 

 

中途半端に片づけた棚

 

 

こんな状態で・・・本当にリフォームできるのでしょうか??

不安です。

 

 

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代官山の思い出・・・

本日は新たにお取引いただきますお客様との打合せをする為

代官山になんも専務と二人で行ってきました。

代官山という場所に敏感に反応するなんも専務・・・

彼は代官山というキーワードでとてもつらい記憶が蘇ってしまうそうです。

 

あれはもう何年前でしょうか・・・

代官山の駅近くの美容室の店舗什器を製作した時のことです。

当時の鈍臭い営業が適当な段取りをした為に

連日の徹夜で什器を製作するはめになりました。

 

それでも予定納期に間に合わず

工場と現場をトラックでピストンしながら出来た家具から納品するという

お粗末な事態へと発展いたしました・・・お恥ずかしいお話です。

 

なんも専務は取付け部隊隊長として現場に搬入された家具を取付けて行きます

ところが一度に全ての家具が出来上がる訳も無く・・・

出来た家具から持って行く・・・そんな状況。

 

現場から「次の家具いつ来るの?」なんて催促の電話が鳴りやまず

工場では「今作ってます!」「もう出ました!」というようなそば屋の出前状態でありました。

おかげで・・・なんも専務は代官山の現場に3日間徹夜で監禁状態になったのであります。

 

あの時は・・・みんなが満身創痍状態。

明け方近くの公園で休憩していたなんも専務はベンチに座った途端

連日の徹夜で寝てしまったそうです。

 

すると・・・朝公園の掃除をしている人にトントンと方を叩かれ

「ここで眠ってはダメですよ・・・ここに住み着かないでください」と

まさかまさかの浮浪者扱いをされたそうです・・・

よっぽど怪しい人物に見えたのでしょう・・・怪しいですけど。

 

 

その当時の記憶が代官山と言うキーワードで蘇ってくるそうです。

あれから数年経ち、もう心の傷は癒えただろう!と思っていたのですが

駅から目的地に向かう途中になんも専務が公園のベンチを指さして

「あの緑のベンチだよ!俺が浮浪者扱いされて公園から追い出されたのはッ!」

とつぶやいていました・・・

 

 

 

右下に見える緑のベンチが思い出のベンチだそうです

 

 

 

プライベートでは絶対に近付かない場所の一つだそうです。

あの時のつらい経験があるからこそ・・・今の我々があるのだよ!

と言い聞かしておきました。

 

 

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