特注家具・オーダー家具の株式会社森下 ~ 船堀の家具屋ブログ ~

オーダー家具・特注家具の株式会社森下 〜 社長ブログ 〜

かなり手のかかかるテーブル製作

本日はテーブルの製作風景を紹介します

ちょっと変わったテーブルなので写真を多めにドバァッと行きます!

 

まずは、家具作りの基本です!

芯材をカットして化粧板をプレスしてフラッシュパネルを製作します。

この辺りはいつもと変わらない光景なので出来上がったものをコチラで用意しました!

 

コチラがそのパネルの一部です

 

パネルを大量に製作したら次は小口の仕上です!

やはり大量にあるフラッシュパネルを仕上げるのはコチラ!

 

縁貼り機です!

 

以前も紹介しましたが、この縁貼り機かなりの優れものです。

人間の手で仕上れば果てしなく時間がかかり、気の遠くなる作業ですが

この縁貼り機があれば・・・パネルを機械に通すだけで

 

あら不思議!?小口に仕上材が貼れている!

 

こうして、人間の手で作業するところは人の手で!

機械でやれば済むところは文明の利器で作業するのです!

そしてテーブル天板や脚の部分を加工していくこと二日間・・・

 

NCで天板に穴あけ加工しています

 

NCでの穴あけ加工は今ではどこの家具屋でもやっていますね

いまさら珍しい機械ではありませんが、NCも大活躍する機械の一つです 

細かい作業が中心になりますのでその辺は省略して・・・

突板で仕上げたテーブルの部品達は塗装場に行きます

 

天板の塗装風景

テーブルの脚部分の塗装中

この丸い穴・・・気になりません?

 

丸い穴!

なんとも不可解な脚に穴をあける加工!

そこまでこだわっているのでしょうか?

そして塗装が仕上ったら今度は組立て作業に入ります。

 

荷物置き棚の部品です

 

これまた、NCで穴あけしたパーツにダボを打込み

セッセと組立てていくのです。

そして組み上がった完成品が~

 

コチラ!

 

テーブル中央にある黒いものはヒーターです!

やったり焼き肉やったりするお店の店舗什器なのです。

そしてさっきから気になるテーブルの脚部分の丸い穴・・・

 

なんなんでしょうか?

 

ず~っと気になっていたコチラのテーブル脚!

何やらもう一工夫するらしいです!

これまた細かい部材大きな体で加工している工場長

頭抱えて悩みながら何やらやっていると思ったら・・・

 

こんな細かい仕事してました!

 

江戸の粋を感じてしまいそうな・・・組子見たいなテーブルの脚!

実に細かい!

ここはさすがに機械では出来ない領域です!

機械を利用してコストを抑えるところは抑えて!

人の手で仕上げなければならないところは丁寧に仕上げる!

この辺が伝統工芸品や芸術家とは違う家具という産業の真骨頂

・・・言いすぎですね。

 

梱包されて出荷の時を待ちます

 

こうして製作したテーブルは今日もどこかで人の手に触れていることでしょう~

 

 

 

 

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