特注家具・オーダー家具の株式会社森下 ~ 船堀の家具屋ブログ ~

オーダー家具・特注家具の株式会社森下 〜 社長ブログ 〜

下駄箱を製作しています

今日は18枚の写真を利用してオーダー家具の出来る所を密着取材しています              

               

まずはオーダー家具の情報から 

仕上材はポリエステル化粧板・・・通称「ポリ板」 

今回組立てる方法は『ダボ組』と言うやり方! 

芯材を組む工程は今回は省略・・・詳しくはコチラ! 

材料をカットしてプレス~切回しの工程も今回は省略・・・詳しくはコチラ!               

  

フラッシュされたパネルは切回しされて正確な寸法に仕上がります 

 次の工程はNCという機械を使用してダボ穴をあけます 

                

 

 これがNC!かなりの優れものです 

  

 

 プログラムセットして置いておくだけで決まった位置に穴あけしてくれます

 

  「NC」ではプログラムしたら同じ位置に穴をあけ続けるという家具マシーンなのです             

そして穴をあけたパネルには「ダボ」を打込みます。              

               

加工前はこんな感じです

穴があいたらこのようにダボを打ち込みます

  

どういう状態かというと・・・

このように穴と突起物(ダボ)が同じ位置にそろっているのです

 

 つまり、このように合体するのです

  

そしてこの右側にある切れ込み・・・これは後でどうなるか             

後で出てきますがこのミゾに背板を差し込むようになっています           

その工程は後ほど・・・

 

これが穴に差し込んだ状態 

背板となる部分の材料をカットします

            

背板の材料をカットしたら、先程のミゾに差し込むのです          

下の写真のように!        

         

組立てた物に背板のパーツを差し込んでいきます

          

このミゾも数ミリ違うだけで背板がはまらない!という衝撃的なシーンも極希に発生したりします・・・         

家具製作とは 1ミリ・2ミリで泣かされるとてもシビアな作業なのです!!        

(それを・・・現場の大工は・・・!愚痴になるからやめます!)        

        

そして背板を差し込んだら上からホタテを同じようにダボにはめていきます!       

               

そして穴に木工用ボンドを流していきます

上にはめて木槌でしっかりはめていきます

 

ロッカーの一部になります

そしてまたボンドを穴に入れて

先程のパネルを組立てます

そして背板を差し込む

またホタテを組立てる

軽くプレスしてしっかり固定する

     

このように同じ作業を繰り返してひとつひとつ製作していきます    

      

ついに完成・・・

 

一つの家具を製作する事は地道な作業があるのです。

今日はかなりしつこく写真を載せましたがこれは製作方法の一部です

この家具を製作する方法は工場毎に違いますし、職人にも変ってきます

どれだけ早く正確に作れるか?これが大切な事です。

 

 

       

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