特注家具・オーダー家具の株式会社森下 ~ 船堀の家具屋ブログ ~

オーダー家具・特注家具の株式会社森下 〜 社長ブログ 〜

姉崎工場にステンレス屋さんが来ました。

朝からドタバタと騒いでいる姉崎工場・・・

忙しいのはうれしい事だが、何となく皆も疲れている雰囲気が流れている。

なにやら不穏な空気が流れている感じです。

こんな時は怪我する人が出てくるので要注意!!

 

それはさておき、本日は姉崎工場にステンレス屋さんがやってきました。

現在製作中の七里ガ浜住宅家具の中でキッチンカウンターを製作しています。

どんなものかと言いますと・・・

木部でコの字型のパーテーションのような物をつくります

そして内側は全面ステンレスを貼り、外部は白のエナメル塗装をするという形です

コの字型の内部には、業務用の冷蔵庫やシンクやコンロが並ぶのです。

業務用の機器関連は厨房屋さんのお仕事なので我々はコの字型の部分の製作となるのです。

 

昨日から組み始めたキッチンカウンターも形になり内側に貼るステンレスを加工する為

木部の寸法を測りにアクアラインを越えて横浜から姉崎まで来てくれました。

 

さっそく製品を見ています

どこにコンセント穴が開くかも確認中

 

普段なら、同じ江戸川区にあるステンレス屋さんにお願いしているのですが

なんせそのステンレス屋さんは常に大忙し・・・

今の状況では、短納期物件は無理!

と判断しまして我々のお客様にステンレス屋さんを紹介していただきました。

 

詳細に寸法を出して確認中

この緑の人は森下のお客さんです

 

ステンレス屋さんの職人が採寸している間、SUS屋の社長と世間話をしていました

普段は、学校什器や公共施設の製品を製作しているようなのです。

その為、年度末と夏休み期間は大忙しなのだとか

しかしその期間を過ぎればだいぶ落ち着くらしく、今の時期は住宅家具の仕事もしているそうです

ステンレス加工している会社はなかなか無いのでこの出会いは貴重な出会いです。

今後もよろしくお願いしますと挨拶する家具屋の社長ステンレス屋の社長でした。

 

そういえば、最近なんとなくステンレスが絡む仕事が増えているような気がします

キッチンカウンターなどはステンレス製のオシャレ家具が多いです

ネットで調べてみてもキッチンカウンターがステンレス製だと写真が映えます!

 

 

そうそう・・・

ステンレス屋さんを羨む家具屋の話をします!

家具を製造する過程で、ポリエステル化粧板メラミン化粧板は寸法の関係で

どうしても端材が出てしまいます。つまり余った材料・・・

この端材は寸法的に短かったり、幅が狭かったりで使い道が無くなってしまうのです

つまり、産業廃棄物が生まれるわけです。

その行き場を失った廃棄物達家具屋がお金を払って産廃業者に引き取られます。

 

しかし、ステンレス屋さんは違うのです!

以前、他のステンレス屋さんに遊びに行ったときの事です。

ドラム缶にステンレスの端材が山盛りに入っていました。

そのステンレス屋さんの社長は私にこう言ったのです・・・

 

  SUS屋社長:「このステンレスの端材、ゴミに見えるでしょ?」

     私  :「ゴミだから山盛りにしているんでは?」

  SUS屋社長:「でもねぇ~!この山一つで15万円ぐらいで売れるんだよ!」

 

衝撃の一言でした・・・

まさかっ!ゴミが売れるのですか?しかもそんな高額で・・・!?

なぜ家具屋のゴミは売れないのだろう?

誰か買う人はいないだろうか?

何となく、世間の理不尽さを感じています・・・

 

なんとかして、端材を売る方法は無いものか・・・と考えている家具屋です。

 

 

 

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