特注家具・オーダー家具の株式会社森下 ~ 船堀の家具屋ブログ ~

オーダー家具・特注家具の株式会社森下 〜 社長ブログ 〜

想像力の欠如

今日もめんどくさい話を聞いて下さい。

むかし、TVを見ていて印象に残った言葉が『今の日本は想像力が欠如している』という話でした。

それは、今世界中で起きている事件や事故などに対して『自分自身の事ではないから自分には関係ない』という考え方だそうで。

 

なぜ昔に見たTVの内容が急に思い出したかというと、最近私は交通事故に遭ってしまったのです。

まさか!まさか!の貰い事故!私はいつも安全運転で評判だったのですが・・・

首都高有明付近でいきなり自分の右側車線で5台の玉突き事故が発生!

突っ込まれた1台が横に吹っ飛んできて私の車にヘッドバットをしてきました。

結局6台の玉突き事故になりました P1010414

しばらく茫然としていると、3車線が1車線へとなり後続の車両は大渋滞!!

人生初の交通事故で右往左往しながら、事故処理をしている時でした・・・

後続車が渋滞しながら事故現場を通りすがる時

何やってんだコノヤロー!!』・『ふざけんなバカヤロー』と罵声を浴びせられました。

私も負けず嫌いな性格がでてしまい若干、大人げない行動をとりましたが・・・

その他に、事故で車が潰れている状況を車中でニヤニヤしながら見ている人も大勢いました。

あの時のニヤニヤ顔はすごく印象的でした・・・イヤな意味で。

 

 

そして数日後、車を運転中に交通事故を発見しました。

車がつぶれている所をみて『スゲー!潰れてるよ!』とニヤニヤしながら見ていました・・・

 

にんげんだもの・・・

 

これは、つい最近交通事故に遭った人間としてあるまじき行為です。

事故に遭った人は嫌な気分になったろうなぁ~と少し反省。

 

 

その時に、想像力の欠如の話を思い出しました。

つい最近まで、自分が事故に遭う事なんて想像できなかった。

自分の場合、想像ではなく実際に事故に遭っている。

事故に遭った時、ただでさえ精神的ショックが大きいのに、追い打ちを掛けるかのように

通行人にニヤニヤされたり罵声を浴びせられて、不愉快になった気持を忘れてはいけない。

 

 

他人に起きている不幸を自分や自分の家族の事に置き換えて考える力=想像力

地震や災害に遭った人に対して、よその土地で起きていることだから関係ないと考えてしまう。

ちょっと自分なりに考えさせられる出来事でした・・・

 

先日のブログで地震に対する準備について書きましたが、それも想像力を働かせれば今自分が何をしなくてはならないかと考える。

『危ない』とわかっているなら、早急に対策を立てないといけない・・・

 

少し反省した自分は、コンビニの買い物の時に少ないおつりを地震救援の募金箱に入れておきました。